【編集長より】
僕の思いつきで誕生した雑誌『takumagazine』。
その初号が先日4/16のバースデーイベントで無事に発売され、皆さんのもとへと旅立って行った。
思った以上に反響があり、昼夜を問わずスタッフの皆様と情熱を注いで作り上げた甲斐があったと嬉しくなった。
そこでまた僕は思いついてしまった。
"takumagazine"を単なるイベントグッズではなく、一つのカルチャーとして盛り上げていけたらなんと楽しいことだろうか。
この衝動を形にするべく、第一弾としてTシャツを作ることにした。
「初号発売記念配信」と題し、タクマガの制作秘話と併せてTシャツデザイン会議を行い、ファンの皆様と一緒にデザインを考案。
それを元に、スタッフ一同意見を出し合ってこだわりのデザインが遂に完成した。
フロントデザインは普段使いしやすいようにさりげなくロゴを配置し、バックプリントはtakumagazineの表紙をイメージして二段構造に。
このアイコンはあえて余計なデザインをせず、タクマガのコンセプトでもある「新しいことへの挑戦、真っ新な気持ち」を表現した。
一枚で着ればクールな印象、上着を羽織ればちょこっと顔を出したロゴが可愛らしい印象に。
一年を通して、 自分なりの着こなしを見つけて楽しんでほしい。
このタクマガTだが、なんと職人さんが一枚一枚手刷りで作る。
デザインは同じでも、世界に一枚だけの、あなただけのTシャツとなるのだ。
そんな職人さんから熱いメッセージを頂いた。
本来は公開するはずではなかったが、
是非この情熱を皆様にも届けたいと思い公開することにした。
職人さんからのメッセージ
今回使用いたしましたインクは生地に染み込むタイプで大変馴染みやすく、着込むほどヴィンテージTシャツのように
こなれた風合いになって行く為、長く愛用して行く事で経年変化を楽しんでいただける商品となっております。
シルクスクリーンプリントの歴史は古くからのもので、日本の型紙等を用いた印刷技法が元となり、それをヒントに
英国にて独自に開発されたものだと言われております。
ここからは所説あるうちのあくまでも一説となりますが、1960年代前後頃になるとその技術に英国・米国周辺の
アーティスト達が着眼し、Tシャツを始めとした衣類に取り入れ、徐々に現代におけるストリートカルチャーの一部として
定着していった。と、言われております。
また、パンクロックバンドのグッズ製作において、このような技術はD.I.Y.( Do It Yourself : 業者に頼らず自分達で作れの精神。)
文化として当時からとても強く根付いております。
私自身も先人のパンクス達が作った手刷りTシャツの魅力に惹かれ、このような手法での製作活動を始めました。
そして手刷りにおいての最大の魅力は、一見すると全て同じではあるが機械のように一切のズレも無く同じ場所にプリントをしたり、
インクのムラ等を全く同じように均一に刷れるわけではないので全てが1点物である。と言う点です。
手元に来た1枚がオンリーワンの商品となりますので、その1枚に愛着を持っていただき、ぜひ着倒していただければ幸いでございます。
より衣類へのプリントが精密になって行き、高度な機械での生産が主流となってきている現代でも私はこのような原点や
バックボーンを大切にしたいと考えております。
人の手で刷る事によって発生するプリントの温かみだったり、機械では出す事が出来ない「隙」を今の時代でも表現出来たら、
そしてお客様には感じていただけたらと思っております。
※本商品は受注生産となります
[受付期間]
6/17(金)21:00~6/26(日)23:59
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